SEO

SEO対策をかんたんに理解する最大の近道1 検索エンジンの特性

2015年11月2日

 
 

SEOには3つの柱があります

  • ユーザーが欲しているキーワードとは何か
  • 良質な価値あるコンテンツを作る
  • たくさんのリンクを集める

この3つのテーマを理解することがSEOにとって非常に重要です。それでは順を追って解説していきます。

 

まずは検索エンジンの特性を知ること

ホームページ製作の仕事をしていると必ずといっていいほどお客様にSEO対策のことを聞かれます。「検索順位を上げるにはどうすればいい?」から「特定のキーワードで上位に表示されるようにしたい」など様々です。そういった場合に私はこう答えます。【まずは検索上位に表示されることよりも検索結果に載ることを目指しましょう

といっても検索順位を上げたり、検索結果に表示されることは決して簡単なことではありません。まずは検索エンジンとは何か?を知ることが第一歩になるのです。

 

検索エンジンはユーザーが質問(検索)して回答を表示するツールです

皆さんは普段どのような時にGoogleやYahooといった検索エンジンを使用しますか?例えば「会社の近くにある美味しいお寿司屋さんを知りたい」や「映画の上映時間を調べたい」など色々あると思います。これを簡単に言い換えれば、検索エンジンに対して質問をしていることになります。ということはそういったユーザーからの質問に対して答えを持っているサイトが検索順位の上位にくるわけです。シンプルに言えばSEOとは検索ユーザーへ「回答」を用意し、検索で取り出されやすい状態を作る事です。

  • ユーザーは質問する為に検索エンジンを使用する。
  • では質問に対して分かりやすい回答をもつコンテンツを作れば良い。

よくありがちなコンテンツに自社の強みやアピール、サービスや商品の宣伝ばかりをしているホームページをよく見かけます。広告を作るのでしたらそれで良いでしょう。しかしSEOは、ユーザーの質問に対して明確で分かりやすい回答を提示し、常にユーザー目線に置き換えたものにしなくてはなりません。

 

検索エンジンの簡単な仕組み

検索エンジンはユーザーからの質問を受け、回答を出さなければいけません。そのために世界中のあらゆる情報を集め(クロール)、取り出せる状態に整理し(インデックス)、その中から良質な回答を選ぶ(アルゴリズム)、これがGoogleやYahooの仕組みです。もう少し詳細に説明すると、クローラーが集めてきたページは、その内容をキーワードごとに分けて分析され、ページが「何について書かれているか」や、「どんなキーワードを含んでいるのか」「どこからリンクされてどことリンクしているのか」などを独自に評価しデータベース化します。訪問者(ユーザー)がキーワードを入力すると、検索エンジンは瞬時にそのキーワードに合ったサイトを探し出し、目的に近いと思った順番に検索結果として表示します。つまり検索結果に自分のサイトが掲載されるにはまず自分のサイトがインデックスされる必要があるのです。

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SEOは短絡的な施策を指すものと解釈されがちです。「どうやってほかのサイトより上位にするか」や「効率よく検索順位を上げるにはどうするか」といったことがそれに該当します。しかし本来は「検索エンジンが、検索するユーザーにどのような結果を提示しようとしているのか?」を理解し、検索結果でより優遇されるに値するサイトにしていくのが一番の近道なのです。

 

Important words: SEOとは検索ユーザーへ「回答」を用意し、検索で取り出されやすい状態を作ること

 

検索順位どのようにして決定されるのか

Googleによる詳細な検索順位決定には200以上の要素が参考材料として使われています。その中に被リンクなどが含まれます。しかし詳細は公開されていないため、私たちはあくまで推測の範囲でしか捉えることしかできません。しかし入試問題を例にしてみますと、「入試問題でどういう問題がでるかは分かりませんが、どんな問題が出そうか予測を立て勉強すること」はできますよね。それと同じように私たちはGoogleがどういう検索結果を作ろうとしているのか、SEOでやることもそこに合わせていけば良いのです。そこで辿り着く答えは、ユーザーが求める良質なコンテンツを作ること、ユーザーが欲している情報(キーワード)が何なのかを知ること、情報発信を頻繁に行って被リンクをたくさんあつめることに行きつくのです。

 

広告とSEOの違い

特定の商品やサービスをお客様に宣伝する場合、チラシやフライヤーなどといった紙媒体の広告と検索エンジンに広告を掲載するリスティング広告があります。これらの広告とseoを同様のものと考えておられる方が多数おられます。広告は出稿する広告と、出稿するための予算があればすぐに始められます。一方で、SEOは①検索する人(質問する人)が検索に求める情報をコンテンツとして保有していること②自サイトが検索エンジンから高く評価されていないと広告のような効果は発揮されません。

広告は【露出を前提にいかに展開するか】を考えますが、SEOは【どのように露出を実現させるか】を考えるものですから、取るべきアプローチが全く異なります。

 

売り手目線ではなく買い手目線で考える

そうなると発想を転換させる必要がでてきます。インターネット広告(リスティング広告)や街で配るフライヤーなどは「誰にどう訴求すればよいか」を考えますが、seoの場合、「だれがどういう検索で、どういった情報を求めているのか?」を考えなければいけません。情報を探すユーザーに沿って考える必要があり、「こういうキーワードで上位表示したい」と願っても、そのキーワードに関した記事をたくさん書いてもあまり良い結果にはなりません。seoは「情報発信を通じて、検索する人やほかのサイトとの関係性を築いた結果、成功できるもの」です。ですから広告的な視点と切り離して考えなければいけません。

  • 【広告】誰にどう訴求すれば、買ってもらえるか。
  • 【seo】検索するユーザーはどういう検索で、どういった情報を求めているのか

 

Important words: 検索順位を上げるにはユーザーがどんな情報を求めているのかを考えることが一番の近道です

 

ユーザーが求めている情報(キーワード)を探し出す方法

では実際にユーザーが求めているキーワードを探すにはどうすれば良いのでしょうか?
それは次回、SEO対策をかんたんに理解する最大の近道2で詳しく解説致します。

 

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