被リンク対策はSEOにおいてもっとも重要
被リンク対策というのはSEOにとって最も重要といっても過言ではありません。なぜなら「キーワードを考える」+「価値あるコンテンツを作る」+「たくさんのリンクを集める」この3つが備わっていればSEOは成功したといえるでしょう。実際に、細かい技術的なことが不十分であったり、適切な作り方がされていなくてもこの3つの要素が備わっていれば、SEO対策としては満足のいく結果が得られると思います。ではなぜリンクを集めるとサイトにとって良い結果になるのでしょうか。
リアルな人間関係と被リンクは同じ性質をもっている
簡単な例を挙げてみましょう。もしFacebookをやっていて初対面の方から友達申請があった場合、皆さんはどうしますか?共通の知り合いもいなくて、その人とのつながりもハッキリしない、そんな人は信用できませんよね。被リンクはそういった人間関係と似たところがあります。「あなたはどういったサイトと繋がっていますか?」「どういったジャンルのページからのリンクが多いですか?」「信頼するに値するサイトですか?」このようなことを判定する材料に検索エンジンは被リンクを使っているのです。リアルな人間関係でも、様々な活動を行っていると自分と同じような属性の人たちと新しく関係性が築けたり、知らない人に知ってもらえる機会が増え、注目されることもあります。それと同じでインターネットを使って継続的にコンテンツを情報発信したり、様々な活動をインターネットで掲載、報告したりしていると、自然とリンクが集まり、リンクグラフが形成されていくのです。逆に何も情報発信をしてないサイトはインターネットのリンクグラフの中でも孤立した存在になってしまい、検索エンジンに評価されず、サイトが宙に浮いた状態になってしまうのです。
リンクを増やしていくという取り組みは、身近な例でいえば人間関係を築いていく過程と共通していることが多いです。例えば、自らの人間関係を遮断して家の中にこもってばかりの人、付き合っても自慢話しかしないような人が豊かな人間関係を築いていくのは難しいことは容易に分かるでしょう。それと同様に何の情報発信もしてないサイト、売り込み文句ばかりで検索する人が何のメリットもないようなコンテンツを掲載しているサイトが、多くのサイトから支持を得て、リンクを張ってもらうことはよほどのことが無い限り不可能でしょう。
リンクを偽装することによる弊害
数年前まではSEO対策業者が数多く存在し、被リンクを偽装してサイトの価値を高めたかのようにみせかける手法がもてはやされたこともありました。簡単に言い換えればFacebookのアカウントをいくつも作成し、架空の友達を増やす自作自演を行っていたということです。Facebookの友達が10人の人より300人いる方が例え初対面でも「この人は交友関係が広い」とか「これだけ友達がいるなら自分も知り合いになりたい」と思うのが普通です。しかしこういったブラックハットSEOと呼ばれる被リンク偽装は、Googleからペナルティ判定を受けて、検索順位を大きく落とされる危険性が大いにあるのです。なぜなら検索エンジンにとっての検索結果は商品であり、偽装したサイトが上位に来ないように日々改良をしているのです。
被リンクは最重要事項
SEOでよく使われる言葉でコンテンツは王様という言葉があります。「良質なコンテンツを作る」という話題に焦点が当たることが多くなっていますが、それを適切な人に届け、結果としてサイトにリンクが集まるように努力していくことが不可欠です。多くのリンクを集めたサイトは、結果として検索結果で優位なポジションを獲得しやすくなるのです。
プラスのサイクルを作ろう
継続的にコンテンツを作成、告知することで、サイトに人が集まります。サイトに集まった人が好意的な印象を持ってくれた場合、リンクを張ってもらえるチャンスが生まれます。そういったことを自然なリンク(ナチュラルリンク)と呼びます。リンクが増えれば、そのリンクを通じてさらに新しい人がサイトを訪れるようになります。また、リンクを集めた結果として、検索結果で露出が増えていくことになります。こうしたプラスのサイクルを作ることが、SEOの1つの大きな目標なのです。ほとんどのサイトはこのサイクルに達する前に断念していきますので、最も重要なことは【継続すること】にほかなりません。
SEO対策を簡単に理解する最大の近道、いかがだったでしょうか。次回からは実際にどういった手法を使えば有効な対策になるのか、具体的なSEOの技術をご紹介いたします。
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