デザインにおける情報の整理
デザイン制作において最初におこなう作業に「情報の整理」があります。
「なぜこのWebサイトを作るのか。なぜフライヤーをつくるのか」
という問いに対する答えを考え、目的を明確にします。
よく「おしゃれなサイトを作ってください。」と言われことがあります。
もちろんクリエイティブな探求は常に私たちデザイナーが追い求めなければなりません。
しかしただ見た目だけおしゃれに作っても内容が伴わなければその制作物は支持をされません。
なぜならデザインはあくまで手段であって、目的ではないからです。
「読み手が必要としている情報は何か」、「読み手はどのように感じるか」
といった第三者を主体としてデザインを検討することが重要だからです。
例えばオープンチラシ広告の場合
- いつ (2017年4月3日)
- 誰が (カフェ)
- どこで(西荻窪)
- 何を (開店)
- どのように (手に取ってみる)
- 目的は (オープン告知とキャンペーン告知)
- 結果 (来店目的)
このように情報を整理することによってこのチラシを制作する目的は
「お店がオープンしたこと」と「オープン記念のキャンペーンをおこなう」
ということが分かります。
目的が確定したらあとは読み手に伝える情報をしっかり精査し、優先順位をつけていきます。
どんなことでもそうですが、情報の整理をしっかりすることが目的を明確にし、
「読み手に伝わるデザイン」が生み出されるのです。
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